ごあいさつ
はじめまして。
会長 大森綏子 (兵庫県看護協会 会長)

この度、兵庫県訪問看護ステーション連絡協議会会長をつとめさせていただくことになりました大森綏子と申します。訪問看護ステーションのみなさまと一緒に仕事をするのは、2度目になります。3年前看護協会会長に就任しました。その年は、前近田会長が訪問看護ステーション連絡協議会の会長で、残り1年の任期を引き継ぎました。会議に参加して感じましたことは、県下訪問看護ステーションのみなさま方が県民のライフサポータとして、県民のみなさまの一番近いところで活躍されている姿勢に感動しました。
そして、そこには、チーム医療の実践がなされていたことです。在宅の利用者を中心に医師、看護師、ケアマネジャー、PT、OT、STのみなさまが場を同じにして情報交換されていることでした。任期の終わりにあたり、何とか組織的活動にならないかと考え、組織を分散したグループ制を導入いたしました。 先日の総会において、それぞれのグループの報告を聞き感慨深いものがありました。
さて、2008年には、診療報酬改定がありました。ここでは、「在宅移行支援、訪問看護の評価について」など、5つの項目で看護が一定の評価をうけました。日本看護協会では、「退院・退所当日の訪問看護基本療養費の算定を可能とすること」を要望しました。今回は、退院支援指導加算が新設されています。それから、退院時共同指導加算として一定の重症患者等に2回の算定が可能になりました。また、24時間対応体制加算、長時間訪問看護加算等が認められました。私たちにとって画期的だったのは、訪問看護料の引き上げです。引き上げ額には満足できませんが、訪問看護に対する期待の大きさを痛感できることでした。今、訪問看護には、(1)人材不足 (2)責任をもって役割が果たせる人材育成等 (3)来年行われる介護報酬改定への提言等課題は山積していますが、協議会のみなさまのお力をいただきながら、納得できる環境整備につとめてまいりますのでよろしくお願いいたします。
仲間を多く集めよう
副会長 谷澤 義弘 (兵庫県医師会 副会長)

総選挙を目前に迎えた今になって、政府与党は社会保障関連予算の自然増抑制2200億円を骨太の方針2009からはずしていますが、病床数の削減、在宅推進の流れを維持しています。現在の多くの高齢者の生活実態から見て、自宅で最後を迎えたいという希望はあるものの、本当に望む形での在宅生活・療養はできるのでしょうか?
しかし、現実には独居や老老介護、家族が近くにいても共稼ぎのため十分に世話ができないのが多数を占めています。これらの課題を少しでも解決するために、訪問介護や訪問看護に熱い視線が注がれています。医療・介護の職場環境の改善が幾分図られようとしていますが、対策は十分なものではありません。
兵庫県訪問看護ステーション連絡協議会では、現場でご苦労されておられる訪問看護師の皆様を情報の提供やスキルアップの研修会を開催して支援しています。仲間が多く集まることで、会員の皆様への支援メニューが質量ともに豊かなものになります。県下のすべての訪問看護を行っている方々に私たちの輪の中に入っていただけるように頑張りましょう。仲間が多くなればなるほど、働く環境の改善、介護・看護を必要とする人々により望ましいサービスの提供が可能になるでしょう。
制度の運用を検証し次のステップに!
副会長 濱田 美和子 (兵庫県看護協会 訪問看護ステーション部長)

平成21年度は介護報酬の改定に沿って事業所体制を整えることから始まりました。3ヵ月が経過しまして、新制度を十分に活用する方法も分かり、その効果を評価されている事と推測いたします。
また、今回新設された居宅療養管理指導事業は、訪問看護師の裁量で行なえる唯一の事業です。積極的に取り組んで3年の内に育てたいと切に思っているところです。
他方、厚生労働省から、福祉人材確保対策や訪問看護推進対策の具体策がモデル事業を中心に次々と現場に降りてきています。モデル事業は、兵庫県からの委託を受けて実施することになりますが、訪問看護ステーションが積極的に参加して、制度の運用を検証し次のステップに移行して行かねばならないと考えます。
とは言うものの、現場の毎日が時間に追われた超多忙なものであり、「参加はしたいけれど厳しい・・」という現実があることも十分承知いたしております。
が、この現実を少しでも好転させるため、また、利用者に満足していただける訪問看護を提供するため、会員の皆様と共にこのチャンスを生かしたいとも思います。
皆様のサポートを頂きながら、兵庫県訪問看護ステーション連絡協議会のお役に立てるよう努力いたしますので、よろしくお願いいたします。






